地図がニガテな人にオススメ! 東京駅から『シャングリ・ラ ホテル 東京』&『CHIスパ』まで迷わずに行ける、どこよりもやさしいガイドです。
シャングリ・ラ ホテルへの道のり
人であふれる東京駅を抜けて、1分後。
外の世界とは別の時間が流れる“桃源郷”にあなたは迷い込んでしまう…。
37階建てのビルの中にある、高層階からの眺めがとても美しいホテルです。
…こう聞くと、なんだかカンタンに辿り着けそうな気がしませんか?
けれども、わたしは、迷い込んだ…というより、文字どおり迷ってしまいました。
東京の玄関口、東京駅。その広さゆえ、迷ってしまうとたいへんなことに…。
ガイドブック級にわかりやすく、道案内します!
難易度の高い東京駅ですが、はじめての人でもすんなりホテルまで行ける「道案内編」を、本来の目的の「スパ編」の前にまとめました。
地図を読むのがニガテな人視点で、“見やすく・わかりやすく”をモットーに、写真とイラストを使って、シャングリ・ラ ホテルまでの道順を解説します!
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東京駅への送迎サービスがある理由がわかった気がしました…。ホテル&スパへ颯爽とたどり着くため、抑えておきたいポイントとは?
出口とホテルの位置をチェック!
シャングリ・ラ ホテルにアクセスしやすいのは、以下の4つの出口です。
【JR線】
「東京駅」日本橋口…徒歩1分
「東京駅」八重洲北口…徒歩2分
【地下鉄】
「大手町駅」B7出口…徒歩2分
(東京メトロ 東西線・丸ノ内線・半蔵門線・千代田線/都営三田線)
「日本橋駅」A3出口…徒歩3分
(東京メトロ 銀座線・東西線/都営浅草線)
日本橋口からホテルをめざす
今回は、最短の1分で着くという、JR東京駅の日本橋口経由で、シャングリ・ラ ホテルへ向かいます。
東京駅の広さは、東京ドーム3.6個分と言われ、そこには28本のホーム、13もの改札口がある、地図がニガテな人にとっては、なかなかやっかいな場所です。
そこで、迷わないための下準備として、おおまかに出口とホテルとの位置関係を頭に入れておきましょう。
万が一、迷ってしまっても、案内板やマップを見れば、次にどう動いたらいいのか、グッとつかみやすくなります。
最短コースの日本橋口がない…
まず、電車から降りてすぐ、ホームにある案内板をチェックします。
「日本橋口」につながる最適な通路を探すも、ここで早くもトラブル発生。
どこにも「日本橋口」の表記が見当たりません…。
幸い「シャングリ・ラ ホテル 東京」の出口情報は載っていたので、案内に従い「北通路」で「八重洲北口」に向かいます。
いきなり予習してきたことが活かせない事態になってしまいましたが、「日本橋口」の場所を覚えてきたことは、のちのち役に立ちます!
ホームにあった案内板。出口は、ぜんぶ載っているものだとばかり…。
ホテルへの行き方(図1)
全体マップで見ると、ものすごく複雑な東京駅。ところが、エリアを限定した図にしてみると、意外とシンプルな作りだということがわかります。
ホームから、通路へ移動
東京駅はホーム階から階段で降りたところが、1階になります。
ホテルに着くまで、これ以降、大きな階段の上り下りはありません。
ホームから移動したら、1階の通路を使って、ひたすら出口をめざすのみ!
ホームにある階段を降りきったところが「北通路」。「八重洲北口」の矢印の方向に通路を進んで、改札口に向かいます。
「北通路」のようす。行き交う人が多く、数段の階段もあるため、見通しはよくないものの、ここは通路に沿って進むだけ。途中、大きな案内板もあるので安心です。
改札を抜けたら、日本橋口が!
「北通路」を進んだ先にある「八重洲北口」改札を抜け、天井の案内板を見ると…。
右端に「日本橋口」の案内が出てきました!
どうやら「日本橋口」は新幹線専用の改札口だったようです。(常識だったかな…?)
このまま「八重洲北口」から出ても、左に曲がって「日本橋口」から出ても、ホテルへはあとわずか!
改札を抜けたところ。「日本橋口」の文字がありました! せっかく予習をしてきたので、当初の目的の「日本橋口」からホテルをめざします。
ホテルへの行き方(図2)
公式サイトの『東京駅日本橋口より徒歩1分』という表記は、“新幹線改札口から”の案内だったようです。これで、ホームの案内板に「日本橋口」がなかった理由がわかりました。
日本橋口からホテルまでも、ちょっと戸惑う
さて、ここまで来たら、日本橋口の出口を出て、右に曲り、ホテルへ行くだけです!
…と、思っていたのですが、方向音痴なわたしは、このあと、もう一回出口で立ち尽くします(笑)。
左に曲がると、右に佐川急便、左に東海道新幹線の改札口があるエリアまで進むと、前方にエレベーターとスターバックスの看板が見えてきます。
外の光を感じる、このスターバックスのあるホールを抜けたところが「日本橋口の出口」です!
左に曲がった先の通り沿いには、きっぷ売り場のほか、スイーツショプやカフェ、本屋さん、手荷物預かり処など、いろいろなお店が。
修学旅行生や団体のお客さんでいっぱいのホールを抜け、日本橋出口を出ました。出口正面には、大型バスが多数停車するロータリーがあります。
あとは、駅を背にして、右に曲がれば、ホテルが見えるところまで来ました!
ただし、写真の位置からは、まだホテルは見えません。
スターバックスのある三角の建物とひさしが、ちょうど視界をさえぎるように出っ張っているからです。
ビルの谷間にあるため、暗めなエリア。道路を渡り、少し奥まった場所に、ようやくホテルを発見! 手前の点線内の看板が、絶妙にエントランスを覆っています。
東京駅のすぐ横に佇む、静かな空間
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メインエントランス前。貸し出し中でなければ、この白い自転車が目印になってくれます!
小さな予定外を重ねたものの、ホテルを視界に捉えられれば、もう迷わずに行けます!
シャングリ・ラ ホテルのある丸の内トラストタワー本館は、37階のうち27階までがオフィスフロアです。
パッと見たところ、ビジネス街の一角にある小さなホテルのように見え、ホテル特有の華やかさはありません。
しかし、ホテルに一歩足を踏み入れると、この時点でイメージしたものとはまったく違う、想像をはるかに超える、ステキな空間が広がっていました…!
“エントランス隠しの看板”。右手側に延びる幅の狭い道路を、東京駅側から渡ります。
ビルの入口を入ってすぐ左に、シャングリ・ラ ホテル専用のエントランスがあります。オフィスエリアとは、しっかり分けられています。
東京駅の喧噪を一瞬で忘れてしまう、静けさに包まれたエントランス。写真奥のエレベーターで、ロビー・フロントなどの目的のフロアに移動します。
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ホテルメイドチョコレートや特製カステラなどのほか、人気のオリジナルベアやホテル内を漂う香り“シャングリ・ラ エッセンス”など、じぶん用にも欲しくなってしまうものばかり♡
ホテルへ行くときの注意点・まとめ
最後に、改めて写真を見直し、イラストを描いて気づいたことを、注意点とポイントの2つに分けてピックアップしました。
在来線? 新幹線? 利用電車で起点が変わる
広い東京駅構内は、ホーム階から改札口に移動するだけでも、それなりに時間がかかります。
したがって、最適な改札口選びは、最短時間で移動するための最大の秘訣ともいえるのです。
特に、在来線を利用する人は、八重洲北口改札を使うことを前提に乗車車両を選ぶと、電車から降りたあとの移動がとってもスムーズになります!
1. ホテルまでの時間は、改札口からではなく、出口からの時間
2. ホームから改札口&改札口から出口までの時間もプラスする
3. 日本橋口改札は新幹線専用 / 在来線は八重洲北口改札がベスト
東京駅はむずかしく、ホテルは見つけにくい
たとえ迷ってしまっても、駅とホテルはすぐそばにあります。
自分のいる位置とホテルの位置を考えれば、軌道修正しやすいのも、駅チカロケーションならではの嬉しいポイントです。
現在地の確認には、スマートフォンのマップアプリも効果的なので、電車に乗っているあいだに、駅とホテル間で設定しておくといいでしょう。
1. 出口だけでなく、事前に改札口の場所も把握しておく
2. 到着したい時間よりも、5〜10分のゆとりをみておく
3. ホテルは目立たないので、マップの通りに進んでみる